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ナガセ(9733)、早稲田塾事業の会社分割による新設会社の子会社化

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(株)ナガセ【9733】は、(株)サマデイと他数社が管理・運営する早稲田塾事業の会社分割等により設立される新設会社の発行済普通株式を100%取得し、子会社化することを決議したと発表した。取得価格は、約20億円。株式譲渡実行日は、2014年12月1日を予定。

ナガセグループは、東進ハイスクール・四谷大塚・イトマンスイミングスクールを中心に全国約25万人の生徒を有する民間最大規模の教育事情を展開している。一方、サマデイ等は、「早稲田塾」を東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県にて24校運営しており、受験対策だけではなく国際人育成を目標とし、AO・推薦入試の分野では塾業界においてトップクラスの力を持つ。

塾業界は、少子化や競争環境の激化により、年々厳しさを増している一方、人物本位の選抜への転換等大学入試制度改革の議論も徐々に具体化しつつあるという。そこで両社は、互いのノウハウの共有させることで、ナガセグループとして総合力・競争力の強化につながるとし今回の株式譲渡契約を締結するに至ったとしている。
サマデイ等が管理・運営する早稲田塾事業に関連する資産・負債に限定して新設分割等の方式により新立の「(株)早稲田塾」に承継させ、新設会社の全株式をナガセが取得し、ナガセの完全子会社として早稲田塾事業を引き続き継続させる。