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安川電機(6506)、スプレッドと業務提携 世界発のシステム開発へ

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無農薬野菜ブランド「ベジタス」を展開する(株)安川電機【6506】は、世界でトップクラスの植物工場野菜生産量を誇る(株)スプレッドと2014年3月から業務提携を開始すると発表した。

今回の業務提携によりスプレッドが得意とする大規模栽培技術と、安川電機の強みである「モーションコントロール技術」「エネルギー変換技術」「ロボット制御技術」を融合し、野菜の育成状況に応じた温度・湿度・養液・CO₂・照射等栽培環境の制御と種まきから収穫・出荷までの栽培作業の自動化をパッケージ化したシステムを開発し、「栽培作業の効率性」と「栽培の収益性」を野菜の栽培テストを通じて検証していく方針だ。
スプレッドは、人工光完全環境制御型植物工場としては年間770万株を生産・販売し、世界でトップクラスの生産量を誇り、日本での植物工場産レタスのマーケット占有率もトップクラスの実績を持つ。
両社は、2015年3月には、完全自動化した植物工場システムを完成させるとしており、実証テストを重ね2016年度には国内外に向けた植物工場システムの販売を開始する計画を立てている。これが実現化すれば、世界初となる完全自動化した植物工場のシステム開発となる。