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シンガポールGIC、パシフィックセンチュリープレイスをセキュアードから1700億円で取得へ

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東京駅に隣接し、セキュアードが所有しているパシフィックセンチュリープレイスをシンガポール政府投資公社が1700億円を提示し単独交渉に入っていると、ロイター通信が伝えた。

セキュアード・キャピタル・インベスト・マネジメントは、09年にダヴィンチ・ホールディングス所有のパシフィックセンチュリープレイスを返済が滞ったとして債権者の新生銀行から1400億円で取得。今回の売却が実現すれば、300億近い売却益を得ることになる。景気回復を背景に都心の不動産価格は上昇しており、中野セントラルパークの1850億円での売却など大型案件が散見されるようになった。

セキュアードは、今回の売却目標を1800億円としており、国内事業会社やゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントも入札していた。