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映像制作を手がけるThanksLabが破産開始決定

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映像制作やWEBの企画制作を手がける(株)ThanksLabは6月19日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には中村知己弁護士(永石一郎法律事務所)が選任された。負債総額は債権者129名に対し約2億9800万円。

ThanksLabは、保険会社のIRや、イベント時の映像に加えて、舞台のプロデュース(ミュージカル忍たま乱太郎など)や商業施設での体感ゲーム「逆転裁判」などを手がけている。近年では、経済産業省が推進するクリエイティブ産業政策「クール・ジャパン」の一環で、インド向けのアニメ「バトゥ外伝」を制作を手がけるなどし、25年3月期には売上高4億5053万円を計上。

しかし、長期間にわたる映像制作の多額の開発コストをまかなうことができず資金繰りが悪化、26年3月ごろに事業を停止し今回の措置となった。