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リゾートクラブ運営のサンダンス・リゾート 民事再生法の適用を申請
会員制リゾート施設を運営する(株)サンダンス・リゾートは、6月25日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
同社は、1998年4月に、世界最大級の米国のリゾートカンパニーであるサンテラ・コーポレーションの100%出資子会社として(株)サンテラ・ジャパンの商号で設立。2002年3月に経営陣のMBOにより買収し、現商号に変更した。
サンダンスリゾートクラブから委託を受け、同クラブの会員権販売や運営、施設管理業務を行っており、98年7月にオープンした「サンテラリゾート河口湖」を含め軽井沢、熱海、伊豆高原など、国内28ヵ所のリゾート施設を運営していた。会員はポイントを購入し、ポイントを使ってタイムシェアで宿泊するシステムを導入。2013年9月末時点で約1万5000名の会員を有し、2010年12月期には年商約19億円を計上していた。
しかし、2011年に発生した東日本大震災の影響で収益悪化に歯止めがかからないなか、今年4月からの消費増税による消費マインドの落ち込みなどで、資金繰りが急速に悪化したため、今回の措置に至ったとみられる。
帝国データバンク、東京商工リサーチによると負債は2013年12月末時点で約5億7800万円。