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キャスキッドソンジャパン、負債総額約65億円で破産手続き開始決定

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キャスキッドソンジャパンは4月22日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。
破産管財人には幸村俊哉弁護士(東京丸の内法律事務所)。
帝国データバンクによると、負債総額は債権者数約400名に対して約65億円。

キャスキッドソンジャパンは、2014年11月に設立し、イギリスの服飾雑貨ブランド「Cath Kidston(キャスキッドソン)」の日本での店舗運営・企画販売を展開していた。

商品としては、布製バッグや財布、靴、タオル、婦人・子供用衣料品などを取り扱い、全国各地の大型商業施設や百貨店、ファッションビル、アウトレットモールなど44店舗による販売のほか、自社サイトや大手通販サイトによるインターネット販売も手がけていた。

しかし、2019年3月期において年売上高約25億円を計上する一方で赤字決算となり債務超過の状態にあった。

そうしたなか「新型コロナウイルス」の影響により、英国キャスキッドソン・リミテッドが同国内での全店舗の営業継続が困難となった。

また、日本国内でも商業施設の営業自粛などで来店客数が減少し、経営が急速に悪化し、先行きの見通しが立たず、今回の措置となった。