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小林製薬、梅専門の健康食品メーカー梅丹本舗を買収
小林製薬【4967】は、梅肉を使用した健康食品などの製造販売を行っている梅丹本舗の全株式を取得する旨の株式譲渡契約を締結し、子会社化したことを発表した。
小林製薬は、多様化する顧客のニーズに応えるべく積極的な製品開発をおこなっている。なかでもヘルスケア領域は重点領域の一角と位置づけて事業を展開しており、食品分野においては、栄養補助食品の展開を中心に、食物繊維を簡単に摂取できる「イージーファイバー」ブランドや、生活習慣が気になる方の健康茶「杜仲茶」ブランドを譲り受けするなど、同分野の事業強化に継続して努めてきた。
梅丹本舗は、日本人の食生活に馴染みのある「梅」を、「梅丹」「古式梅肉エキス」を主力ブランドとして長年に渡って販売してきた90年余りの業歴を持つ老舗の梅専門メーカーである。
小林製薬は、小林製薬が保有するマーケティング力、販売力、研究開発力と、梅丹本舗が保有するブランド力を融合することで、食品分野において顧客に新たな価値を提供できると判断し、今回の買収に至った。
梅丹本舗の概要
(1)名称 株式会社梅丹本舗
(2)所在地 和歌山県紀の川市北勢田1088番地11
(3)代表者 代表取締役社長 松本 喜久一
(4)事業内容 梅肉を使用した健康食品などの製造販売
(5)資本金 2000万円
(6)設立年月日 1969年11月21日