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カプセルホテル運営の東京グリーン開発、負債約129億円で特別清算開始決定

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東京グリーン開発は10月30日、特別清算開始決定を東京地裁から受けた。
申請代理人は石井亮弁護士(和田倉門法律事務所)。
東京商工リサーチ及び帝国データバンクによると、負債総額は約128億7200万円。

東京グリーン開発は1968年8月に設立し、サウナ・カプセルホテル「グリーンプラザ新宿」などの受託運営を主体とした事業を展開していた。

2004年3月期には年収入高は約24億円をあげていたが、その後は同業者との競合などから売上は伸び悩み、2015年3月期の年収入高は約17億6300万円に減少。この間、来客数増加を目的にグループ会社とともに設備増強などの投資を実施していた。

しかし、売上減少や経費負担の増加などから赤字が続き、財務面は、同期末時点で約106億円の債務超過に陥っていた。

このためグループの合理化の一環で『グリーンプラザ新宿』は2016年12月25日をもって閉店。今年8月17日株主総会の決議により解散していた。