凸版印刷、IROYA子会社でオムニチャネルSaaS提供のMonoposを買収

凸版印刷【7911】は、IROYAの子会社で、リアルタイム在庫管理が特長のECシステムを提供するMonoposを買収すると発表した。

日本国内のEC市場の規模が急速に拡大するなか、店舗や倉庫の在庫を同期させリアルタイムに管理することは負荷が高く、支援業務へのニーズも高まりを見せており、またIoTやビックデータの活用が広まり、より効率的なCRM（Customer Relationship Management）への期待も高くなっている。
小売業界において小売店が消費者ニーズを的確にとらえていくために、ネットとリアルを融合した”オムニチャネル化”が進んでいる。

Monoposは、オムニチャネルワンストップSaaSサービス「Monopos」を展開するリテールテックベンチャー企業で、EC、店舗、倉庫など多岐にわたる在庫をリアルタイムに管理することに強みを持っている。

凸版印刷は、凸版印刷が持つデジタルマーケティング分野の企画力やノウハウと、Monoposが持つ開発力やオムニチャネル化のノウハウを最大限に活用し、流通・小売業界向けのデジタルサービスの強化を図かるため、今回の買収に至った。

株式会社Monoposについて
・会社名：株式会社Monopos
・所在地：東京都文京区水道1-3-3
・設立年月日：2018年8月1日
・代表：代表取締役　大野 敬太
・事業内容：SCM・オムニチャネル導入支援事業、データコンサルティング事業