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負債総額約48億円、ホテルリゾネックス名護、民事再生法適用申請
ホテルリゾネックス名護は、那覇地裁へ7月13日に民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は後藤孝典弁護士(虎ノ門後藤法律事務所)。
東京商工リサーチ及び帝国データバンクによると、負債総額は債権者498名に対して約48億円。
ホテルリゾネックス名護は、2002年9月に設立したホテル経営業者で、名護市内のリゾートホテル「ホテルリゾネックス名護」(本館・141室、東館・56室)と那覇市内のシティホテル「ホテルリゾネックス那覇」(84室)を運営していた。
2011年2月に隣接地に地上9F・客室数56室の「ホテルリゾネックス名護東館」を約10億円投じて建築したほか、2014年3月には那覇市内のホテルを約8億円で買収し、同年9月に「ホテルリゾネックス那覇」としてオープンし業績は拡大、2018年3月期には約16億5000万円の年収入高を計上していた。
しかし、東館の建設およびホテルリゾネックス那覇の取得に伴う借入金に加え、設備投資に係る金融債務や、事業分割の際に引き継いだ簿外債務が重荷となり、今回の措置に至った。