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リクルートHD、12億ドルでアメリカのオンライン求人サービス企業を買収
リクルートホールディングス【6098】は、米国未上場企業Glassdoor, Inc. (以下、「Glassdoor」)の発行済全株式を、リクルートホールディングスが設立する買収目的子会社を通じて12億米ドルの現金を対価として取得すると発表した。
Glassdoorは、求人企業に関するレビュー(口コミ)や給与情報等に関する膨大なオンラインデータベースを求職者に提供することで求人企業の透明性を高めたことで知られ、オンライン求人サービスの領域において最大級の規模と成長率を有する企業である。
リクルートホールディングスは、人材事業領域におけるインターネット・テクノロジーを活用した事業変革の可能性を追求するために、グローバルオンラインHRプラットフォームとして成長する求人検索サイトのIndeedを2012年に子会社化した。中期的に、米国及びグローバル市場においてIndeedの既存事業の拡大とM&Aを通じてHRテクノロジー事業を積極的に拡大する戦略を掲げている。
リクルートホールディングスは、求職者と求人企業が各々直面している様々な問題の解決を目指してGlassdoorとIndeedが協働することで、更なる成長を実現する事業機会を創出したいと考え、今回の買収に至った。
異動する子会社(Glassdoor社)の概要
(1)名称 Glassdoor, Inc.
(2)所在地 米国カリフォルニア州 Mill Valley
(3)代表者の役職・氏名 CEO: Robert Hohman
(4)事業内容 求人企業の口コミ及び給与情報に関する膨大なデータを有するオンライン求人サイトの運営
(5)資本金 75.3千米ドル
(6)設立年月日 2007年6月7日