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カネカ、米国ヘンケル社から高機能複合材事業等を譲受け

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塩ビ・ソーダから出発し、合成繊維、樹脂、食用油脂類、医療機器・医薬、電子材料など事業多角化経営のカネカ【4118】の米州グループ会社であるKaneka Aerospace LLC(本社:米国カリフォルニア州 以下、KAE)は、航空機などの部材に使用される配合樹脂の製造、販売を行っているHenkel Corporation(本社:米国コネチカット州)と、同社のベンゾオキサジン樹脂*1を用いた高機能複合材事業の商権や技術、特許などに関する譲渡手続きを完了したと発表した。

カネカは、今後、大きな成長が期待される航空・宇宙分野への参入を目的として、高機能複合材に使用される配合樹脂に関する高い技術開発力を有する米国のApplied Poleramic, Inc.を買収し、KAEを設立した。

Henkelの航空・宇宙分野向け複合材を事業領域に加えることで、KAEの更なる成長や高機能複合材事業における競争力強化を図る。

今回買収した事業には、ベンゾオキサジン樹脂を用いたプリプレグ*2、フィルム接着剤、インフュージョン成形樹脂が含まれており、航空機市場での採用実績がある。
競争力のある製品や技術をポートフォリオに加えることで、航空・宇宙分野への事業展開を加速する。
カネカは、本買収後も更なるM&Aや提携を継続的に実行し、グループのグローバルなR&D資源を最大限に活用した研究や製品開発を推進することで、2025年には航空・宇宙分野の高機能複合材領域において売上高200億円を目指す。

*1航空機用複合材で使用される最も一般的であるエポキシ樹脂と比較し、難燃性・高耐熱性に優れた熱硬化性樹脂。
*2炭素繊維などの繊維状補強材に、硬化剤などの添加物を混合したエポキシなどの熱硬化性樹脂を均等に含浸させ、加熱または乾燥して半硬化状態にした強化プラスチック成形材料。

本社  :米国カリフォルニア州ベニシア市
事業内容:航空機などの部材に使用される配合樹脂の製造、販売
代表者 :Raymond Wong
設立  :2017年
株主  : Kaneka Americas Holding,Inc 100%

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