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飲食店舗企画・施工のラックランド、照明デザイン等の日本ピー・アイ社を買収

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食品、飲食等の店舗企画、設計、施工のラックランド【9612】は、照明機器等の製造、販売および輸出入を行っている日本ピー・アイの株式の一部を取得し、子会社化すると発表した。

日本ピー・アイは、昭和54年の設立以来、病院、水族館、ショールーム、寺院 から一般店舗まで、様々な施設へ照明デザインの提案、照明制御システムおよび照明機器の販売を主要業務とし、「光の技術商社」として照明分野においての実績を多く持つ会社である。

同社は、フィリップス ライティング ジャパン合同会社(以下、PLJ社)の正規販売代理店であるとともに、PLJ社より出資(議決権所有割合12.2%)を受けている。

ラックランドは、昭和45年の創業以来、「食」を中心とする商空間の総合サービスを提供し、飲食業界や小売業界での多くの実績を積み重ねてきた。現在では従来の枠組みを超え、食に関わる店舗以外にも、物販店、サービス店、アミューズメント施設、病院等のメディカル関係、リゾートホテル、更には店舗のみならず、商業ビル、物流センター、食品工場などの企画・デザイン・設計・施工・メンテナンスといった様々な商空間の総合サービスを提供している商空間テック企業として成長し続けており、また、LED分野においては、「高演出」「低コスト」「長寿命」「劣化防止効果あり」のショーケース棚下LED製品「棚子ちゃん」を、スーパーマーケット等を対象として企画・販売している。本年4月には、省エネ効果を強化し、蛍光灯対比86%の消費電力削減を実現した「ウルトラ棚子」を新発売し、LED全シリーズの販売実績が累計14万4千本を超え、着実に販売実績を重ねている。

日本ピー・アイの株式を取得し(PLJ社保有の株式を除く)、子会社化することに より、ラックランドグループは、商空間創りにおいてIoT照明システムを設計・施工を行う等、日本ピー・アイの持つIoT照明制御システムを活用し、次世代の商空間創りへ向け取り組むと共に、同社との営業面や購買面での協業によって、ラックランドグループの営業拡大と仕入の効率化を見込めると判断、今回の買収に至った。ラックランドは、日本ピー・アイがグループに参画することを機に、同社を加えたグループ22社にて更なる企業価値向上を図っていく。