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三菱UFJフィナンシャルG、インドネシアの銀行バンクダナモンを買収 アジア・オセアニア成長戦略強化 

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三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】(以下、MUFG)の子会社である三菱東京UFJ銀行は、シンガポール共和国に拠点を置くFullerton Financial Holdings Pte. Ltd.(以下、FFH)の完全子会社であるAsia Financial (Indonesia) Pte. Ltd.(以下、AFI)およびその他関連会社と、売り手が保有するインドネシア共和国の大手商業銀行PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.(以下バンクダナモン)株式の合計73.8%を取得することを目的に、関係当局等からの許認可取得を条件として、条件付株式売買契約を締結したと発表した。

本株式取得は、3段階にわたって実行される予定であり、本株式取得の完了により 三菱東京UFJ銀行はバン クダナモンの筆頭株主となる見込み。本株式取得により、MUFGはアジア・オセアニア地域における成長戦略を一層強化し、また、インドネシアの銀行業界全体のさらなる発展に貢献していく。

◆本株式取得の概要
第一段階で、三菱東京UFJ銀行はバンクダナモン発行済株式総数の約19.9%を一株あたり8,323インドネシアルピア(以下 IDR、なお、1IDRあたり0.0084円で換算した場合、約70円) 、総額15.9兆IDR(同1,334億円、バンクダナモンの2017年第3四半期末時点の純資産額に対する倍率(PBR2.0倍)に一定の調整を加えた価格)にて売り手より取得する予定。第一段階は、本契約の締結から3営業日以内に実施される見込み。第一段階での株式取得完了後もAFIはバンクダナモン発行済株式総数の過半を保有する見込み。その後、三菱東京UFJ銀行は第二段階として、関係当局等からの許認可取得を条件として、バンクダナモン発行済株式総数の20.1%を売り手より追加取得し、その結果、バンクダナモン発行済株式総数の40%を取得することになる予定。当該許認可取得の状況次第だが、第二段階は2018年第2から第3四半期に実施される見込み。第二段階での株式取得完了後、三菱東京UFJ銀行は第三段階として、バンクダナモン発行済株式総数の40%超を保有することに関する関係当局等からの許認可取得を条件として、AFIを含めた全てのバンクダナモン株主にバンクダナモン株式を保有し続けるか現金を対価として譲渡するか選択する機会を提供する予定。第三段階の株式取得の完了により、三菱東京UFJ銀行はバンクダナモン 発行済株式の73.8%以上を保有する見込み。

◆戦略的意義
MUFGは、バンクダナモンへの出資により、アジア・オセアニア地域の事業戦略において、新たな重要な節目を迎えたことになる。MUFGおよび三菱東京UFJ銀行は、これまでに、同地域においてプレゼンスを大幅に拡大し、事業内容の多様化に取組むとともに、グループ傘下の商業銀行を通じ、バンクダナモンと同様のアジアの有力銀行との戦略的提携を通じて同地域の商業銀行業務を強化してきた。インドネシアにおいて、MUFGは50年の歴史を有し、現在、三菱東京UFJ銀行においては、ジャカルタ支店、スラバヤ出張所、および、同国内におけるその他の9つの出張所を有している。インドネシアは、ASEAN最大の経済規模を誇り、魅力的な人口構成や豊かな資源、安定した政治情勢などを背景に、今後さらなる経済成長が期待されている。

MUFGは、バンクダナモンへの出資により、拡大する同国内のリテールならびに中堅中小企業取引の基盤を確立し、インドネシアへ進出を目指す顧客および同地域での事業拡大を目指す顧客にとって、より幅広い総合的なサービスを提供する事業基盤を確立していく。 バンクダナモンは、現在当期利益でインドネシア第5位の大手商業銀行であり、インドネシアの地場の銀行業界において、豊富な経験と高い能力を有する経営陣、健全な事業基盤、高い収益性を誇る金融機関。本株式取得によりMUFGの財務基盤、日系企業取引基盤、グローバルネットワーク、および、グループの業界知見等を享受することが可能となる。長期的かつ友好な株主として、MUFGは、バンクダナモンとのシナジーを発揮するとともに、現在のインドネシアの有力な地場銀行としてのポジションを更に強化させ、バンクダナモンの顧客に対し、より質の高いサービスを提供していく。 三菱東京UFJ銀行は、タイ王国のアユタヤ銀行の発行済株式総数の約77%、ベトナム社会主義共和国のヴィエティンバンクの同約20%、フィリピン共和国のセキュリティバンクの同約20%を保有している。

◆Fullerton Financial Holdings(FFH)について
Fullerton Financial Holdings(FFH)は、新興市場における金融機関および関連サービスに対する戦略的投資を行っている。マスマーケットおよび中小企業の顧客セグメントに重点を置いたユニークなビジネスモデルの構築および投資先企業のデジタルイノベーションの実現を通して、株主価値の向上を図っている。FFHはシンガポールに拠点を置く投資会社であるTemasek Holdings (Private) Limitedの完全子会社。2016年12月末時点で、FFHは9カ国において10社の金融機関に投資しており、総資産は285億シンガ ポールドルに上る。

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