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デジタルガレージ、子会社出資のオンライン決済事業会社をインドネシア配車サービス最大手に売却

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決済、広告、ベンチャー投資などネットビジネス周辺で多角化し、持分法にカカクコム(20%出資)を有するデジタルガレージ【4819】(以下、DG)の全額出資子会社econtext ASIA Limited(以下、econtext ASIA)が出資するインドネシアでオンライン決済事業を展開するPT. Midtrans(以下、Midtrans社)が、インドネシア配車サービス最大手GO-JEK Groupの傘下に入ることを決定したと発表した。

インドネシアは2.5億人と世界第4位の人口規模(2016年)を持ち、eコマースをはじめとするインターネット市場もASEAN諸国の中でも急成長を続けている。DGグループは、2012年よりインドネシアでオンライン決済事業を展開するMidtrans社に出資し、日本国内で培ってきた決済テクノロジーを基盤とした技術支援など、筆頭株主として日本とインドネシア双方での事業連携を図ってきた。DGが出資した後、Midtrans社はインドネシアのEC決済市場で約75%のシェアを獲得するまでに成長している。今回、Midtrans社はGO-JEKグループ傘下に入り、オンライン決済事業の成長を更に加速させる。

GO-JEKグループは、2010年にバイクタクシーの配車アプリからビジネスを開始。スマートフォンの急速な普及と専用アプリのダウンロードのみで利用できる手軽さから、GO-JEKグループのスマートフォンアプリは、今では食料品の購入、料理の出前、映画チケットの予約、荷物の配達など十数種類の機能を集約した、ジャカルタで生活する人々に欠かせないライフスタイルプラットフォームに成長している。DGグループは、GO-JEKグループが目指す生活に根差したさまざまなサービスプラットフォームの更なる拡充の支援も検討していく。

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