日立キャピタル、オランダの自動車リース企業を買収　欧州市場開拓へ

メーカー系ファイナンスで１６年５月に三菱ＵＦＪグループと資本提携した日立キャピタル【8586】の子会社で、オランダ王国においてオートリース事業を展開するNoordlease Holding B.V.(以下、ノードリース社)は、欧州大陸におけるビ－クルソリューション強化の一環で、Lease Visie B.V.(以下、ヴィジー社)の全株式を取得し、子会社化したと発表した。

日立キャピタルは、英国で高い競争力を有するビークルソリューションを欧州で進めており、2014年4月にポーランド共和国(以下、ポーランド)にて、2017年1月にオランダにて事業を開始した。
こうした中、日立キャピタルグループは新たに、オランダ・ヘールフゴヴァールトを拠点にオートリース事業を展開するヴィジー社を買収。オランダではオートリース市場の拡大が続いており、それに付随する車両管理サービスも拡大の傾向にある。

ヴィジー社は、アムステルダムを含むオランダ西部の中小企業を中心に乗用車や軽商用車のリースを提供しており、日立キャピタルグループは本買収を契機に、ビークルソリューションをオランダ全土で提供していく。今後も、グローバルでの規律ある成長と、欧州大陸における市場開拓の加速をめざしていく。