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新生銀行、ミロク情報サービスと資本業務提携 地域金融機関への展開で連携

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旧長銀の新生銀行【8303】は、会計事務所や中堅・中小企業に対して経営システムおよび経営情報サービスを提供するミロク情報サービス(以下、MJS)【9928】と、同社の金融サービス開発と地域金融機関への展開における連携を目的とする業務提携に合意するとともに、同社の主要株主であるエヌケーホールディングス(代表取締役社長 是枝 直樹)から、MJSの普通株式30万株※1をブロックトレードの手法にて、平成29年11月15日付で取得したと発表した。

MJSは、財務会計・税務を中心とした各種のシステムを全国約8,400※2の会計事務所に、経営を支援する業務システムを約10万社※2の中堅・中小企業や小規模事業者に提供するとともに、コンサルティングや経営情報サービスを展開している。

MJSでは、成長戦略の一環として、より多くの金融機関とのシステム連携や事業上の協業により、競争優位性の高いFinTech分野のサービスの拡充を検討している。

一方、新生銀行では、 第三次中期経営計画において中小企業・小規模事業者向けソリューションの提供を戦略取組分野の一つとし、グループの機能を活用したソリューションの提供などに取り組んできた。

今回の業務提携により、MJSでは、自社製品・システムや地域金融機関とのAPI(Application Programing Interface)連携による新たなサービスの提供を検討。新生銀行では、MJSの金融サービスの開発と地域金融機関との連携による新たなサービスの提供に協力するとともに、新生銀行の資産運用商品やサービス、および、今後、グループの機能を活用して拡充を目指す各種ファイナンス機能の同社ユーザー企業への提供なども検討していく。また、MJSではFintech企業を支援するファンド事業への参画を検討していることから、ファンド事業に対しても助言やノウハウの提供などを行い、支援していく。

※1 平成29年11月15日現在、株式会社ミロク情報サービスの発行済株式総数の約0.9%相当。
※2 平成29年3月31日現在。