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リクルートホールHD、独自の垂直農法技術有する米国Plentyに出資

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生活情報分野の販促メディア展開のリクルートホールディングス【6098】は、投資子会社である合同会社RSPファンド6号を通じ、独自の垂直農法技術によって高生産性・低コストの作物工場を実現するPlenty, Inc.への出資を実施したと発表した。

農業は郊外大規模方式が主流であり、複雑なサプライチェーンによる輸送の長時間化、高い廃棄率および作物の品質劣化が業界の課題となっている。また、世界的に農地の枯渇が起きており、これらに対して、先端技術を活用した農業分野でのイノベーションが期待されている。

リクルートは今回の出資を通じて、独自の生育システム・センサー・AI技術を活用して垂直農法の作物工場を運営するPlenty, Inc.とともに同社の事業拡大に取り組むことで、先端技術の活用により生み出される新たなビジネス機会の創出を支援していく。

同社は今回の資金調達により、作物工場の設立を加速させるとともに、新商品開発を実施する予定。

◆Plenty, Inc.の概要
Plenty, Inc.は、独自の生育システム・センサー・AI技術を活用し、個々の作物に応じて最適な生育環境を構築し、必要なタイミングで必要な量の農作物を生産できる作物工場の運営および作物の流通・販売を行う企業。多くの特許を保有する同社独自の垂直農法技術により、単位面積当たりの収穫量・廃棄率・収穫サイクルを大幅に改善し、作物の収穫効率を従来比で最大約350倍にまで高めることで、都心部での大規模な作物生産を可能にする。これにより、輸送時間短縮による品質劣化防止、生産コスト削減、季節に依存しない安定供給を実現している