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JIG-SAW、モビコムを株式交換により完全子会社化 IoT事業強化へ

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クラウドやサーバーを対象にした自動監視システムを展開しているJIG-SAW 【3914】は、JIG-SAWを株式交換完全親会社、IoTデバイスへの組み込み、通信制御、通信モジュール開発のモビコム(以下、Mobicomm)を株式交換完全子会社とする株式交換によりモビコムを完全子会社化すると発表した。

JIG-SAW は、世の中の全てのインターネットサービスや全てのモノがインターネットとつながるIoTの世界を、快適かつ安定稼働するために、AIアルゴリズム群をベースとしたIoTデータコントロールサービス(IoT、インターネットシステムの自動マネジメントサービス)を提供している。また、OS開発及び各種自動制御アルゴリズムの基盤技術力をベースとしたサービス範囲の拡大を進め、インターネット(IoT)の未来に安心と安全を提供し続けることをミッションとし、顧客、社会の IoT・インターネットサービスを支える「データコントロールサービス」を「オートセンサリング&オートディレクション(A&A)」というコンセプトで展開している。

一方、Mobicommは、IoTコア技術をベースにし、IoTデバイスがニューラルネットワーク及びプロセッサにおいて自動相互接続・自己増殖していくためのコア技術の埋め込み・開発技術を保有しており、あらゆるアルゴリズムの各種デバイス・ハードウェアへの埋め込み能力や、革新的な軽量モジュールやセンサー開発能力を有している。

JIG-SAW は、平成27年12月のMobicomm子会社化以降、IoTデータ制御を含めた顧客ニーズに応じたデバイスの設定制御部分からの作り込みが可能となり、小型・軽量・低消費電力のキャリアグレードレベル通信モジュール開発プロジェクトを一つの例として、IoTデバイス・モジュール・チップへのダイレクトな関与によりIoTビジネスにおける「End-to-End サービス」の提供に向けて具体的に取り組んでおり、さらにJIG-SAWグループは、IoT分野に加え、Mobicommの保有するデータ通信の基幹技術である信号処理技術により色信号制御アルゴリズムを確立、再生医療分野に応用し、世界の遺伝子治療による視覚再生分野における第一人者である国立大学法人岩手大学 冨田浩史教授と共同で、「光を失った方(中途失明された方)に光を取り戻す(視覚再生)ための取組み」を進めている。

JIG-SAWはMobicomm子会社化以降、上記のようなグループとしてのシナジー効果を発揮してきたが、本株式交換によりMobicommとの連携を更に強化、グループ一体経営に基づく両社の事業戦略策定や経営資源の最適配分を実現することで、今後爆発的に拡大するIoT市場における更なるビジネス基盤やシェア獲得によるグループ収益力の強化及び企業価値向上と飛躍に向けて邁進していく。

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