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フュージョン、北大AIベンチャー調和技研と資本業務提携

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ダイレクトマーケティング専業でデータ分析、システム構築・提供、販促企画・コンサル等の総合力に特長がるフュージョン【3977】は、北海道大学公認のAI(人工知能)ベンチャー企業である調和技研と資本業務提携を行うと発表した。

近年、AIは我々の日常の身近な商品・サービスに組み込まれはじめており、今後、 識別・予測の精度が向上することによって適用分野が広がり、かつ、複数の技術を結合することで、実用化に求められる機能が充足されるといった発展が見込まれている。

その中で、企業がAIの活用を謳う場合に、ネックとなるのは、保有するデータの量や質にあったと言われており、それは一般的に、機械学習ベースのAIは、膨大な量のデータ(前例)によって初めて効果的に訓練し、機能が向上していくからである。その意味で、AIとビッグデータは、相互補完の関係にあると言える。

調和技研は、北海道大学発の公認ベンチャー企業として、画像認識、音声認識、自然 言語解析をはじめとするAIを用いた高度なソリューションの提供、AIを活用した社会に役立つ製品・サービスの開発、教育機関・自治体と連携し、人材育成・提供及び社会貢献、観光誘致事業を行っている。

一方、フュージョンは、ビッグデータ等の分析、システムの設計・構築、各種プロモーションに関する高度なコンサルティングを行う総合マーケティングプロバイダ企業であり、ダイレクトマーケティングに関する様々なソリューションを通じた企業と顧客や消費者とのマーケティングコミュニケーションの支援を行っている。

調和技研とフュージョンは、本提携を通じ、調和技研が強みとする画像認識、音声認識、自然言語解析をはじめとするAIを用いた高度なソリューションと、フュージョンが強みとするデータ分析、システム提供、プロモーションからなるダイレクトマーケティングソリューションとを相互に活用し合うことによって、マーケティングの分野で新たな価値を創出していく。

(1)業務提携の内容
①データ分析業務の連携
②システム開発業務の連携
③両社間の人材提携

(2)資本提携の内容
本業務提携の効果をより確実にするため、フュージョンは調和技研の実施する第三者割当増資を引き受け、調和技研の普通株式4,500,000株(増資後の発行済株式総数に対する所有割合19.8%)を取得する。