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SMO事業のアイロムグループ、オウケイウェイヴの医療情報子会社と資本業務提携

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SMO(医療機関向け治験支援)事業が主力のアイロムグループ【2372】は、Q&Aサイト運営のオウケイウェイヴ【3808】の医療情報子会社であるOKEIOSと資本・業務提携を行うと発表した。

OKEIOS は、独自開発したブロックチェーン技術を活用した医療データを一元管理できるプラットフォーム「eios.BC(※1)」を運営している。

今回アイロムグループは、この「eios.BC」を医療機関に広げていくことを支援うする。また「eios.BC」は、より良い医療を受けるために、安全かつ完全に患者の医療や健康にかかわるデータを患者様自身に返すことで、患者の意志でそのデータを利活用できる技術を実現しており、この技術を使って、アイロムとの提携により臨床試験や再生医療への展開を図ることで医療の発展に寄与することを目的としている。今回、この目的をより密接かつ確実に進めていくため、アイロムはOKEIOSの発行する第三者割当増資を引き受けた。

オウケイウェイヴのQ&Aサイトを土台に培った技術と、創薬・臨床試験支援の分野で培ったアイロムグループのノウハウ等をもとに事業を推進していく。ブロックチェーン技術などを活用し、安全かつ完全に患者様の医療や健康にかかわるデータを患者様自身で利活用することにより、一人一人に最適な医療を提供することが可能となる。

※1 「eios.BC(エイオス ビーシー)」は、OKEIOSが独自開発したブロックチェーン技術を活用した医療データを一元管理できるプラットフォーム。患者は「eios.BC」アプリを用いて自身の医療データを一元管理し、任意に医療機関に見せることができる。「eios.BC」はマイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」上にブロックチェーン技術を用いて構築されており、患者側への仮想通貨発行によるインセンティブ付与、改竄や不正アクセスに対する高い堅牢性を特長としている。