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バス用運賃収受機器の小田原機器、システム開発のソタシステムを買収
路線バス向けの運賃箱やICカード機器、精算システムなどを製造している小田原機器【7314】は、システム開発のソタシステム社の株式を取得し、子会社化すると発表した。
取得価格は、非公表。
小田原機器が事業を展開しているバス用運賃収受機器について、昨今の非接触ICカードシステム導入の拡大に伴い、システム開発が必要となる製品のニーズが増加しており、ソフトウェア開発の業務比重が年々高まっている。また、現在の小田原機器においては、ソフトウェア開発の業務効率化が必要不可欠となっているほか、ソフトウェア開発を外注先に依頼した場合に開発ノウハウが自社に残らないリスクがある。
このような環境下、ソタシステムにて長年蓄積されたソフトウェア開発に係る技術力、開発力及びノウハウを小田原機器に統合することにより、小田原機器はソフトウェア開発の効率化及び開発ノウハウの伝承が可能となり、その結果、バス機器市場以外への新たな事業展開の足掛かりを含め、新たな付加価値及びシナジーが創造されるものと見込んでいる。
◆ソタシステム株式会社の概要
(1) 名 称 ソタシステム株式会社
(2) 所 在 地 東京都墨田区両国四丁目 31 番 16 号
(3) 代 表 者 代表取締役社長 安田 輝雄
(4) 事 業 内 容 システム開発、エンジニアリング、ソフトウェア設計、 システム及び機器の輸出入販売