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ジャパン・フード&リカー・アライアンス子会社、富山の銀盤酒造を買収

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調味料・日本酒製販と輸入食品商社アルカンが傘下の持株会社であるジャパン・フード&リカー・アライアンスの連結子会社である盛田は、富山県の酒造である銀盤酒造の株式を取得し子会社化すると発表した。
取得価格は、約5億円。

銀盤は、明治43年、富山県荻生村で創業の酒造メーカー。名水と名高い黒部川扇状地湧水群を仕込み水とし、酒造好適米山田錦を惜しみなく磨き作り上げた日本酒の他に、平成8年には北陸初の地ビールを完成。また、アミノ酸の多い味醂や、長期貯蔵の焼酎も生産している。

ジャパン・フード&リカー・アライアンスの酒類製造販売事業は、中核会社である盛田を中心に、傘下の子会社である老田、常楽酒造等が参画。「日本の伝統的な食文化の継承」という創業理念のもと、創業以来の長い歴史と伝統を持ち、何代にもわたって大切に伝えられてきた技を継承しながら食を育む「伝統蔵」が集っており、これら「伝統蔵」は、日本各地のそれぞれの風土に根付いて、その恵みを享受した良質の酒類を生み出し、長年地元で愛され続けている。根ざす地域は違うものの、創業理念に掲げた「食」に対する姿勢や思いは同じであり、これらを共有する蔵が集まることで、今後も日本の伝統的な食文化の最たるものである醸造業を守り伝えていきたいと考えており、銀盤がグループの一員に加わることで、同社の持つ個性や価値を最大限に活かしつつ、ジャパン・フード&リカー・アライアンスグループの持つノウハウやリソースを利用して最大限の効率化を図り、より一層の収益性の向上を目指す。