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日本ハウスHD、子会社の銀河高原ビールをヤッホーブルーイングに売却
在来型注文住宅大手の日本ハウスホールディングス【1873】は、連結子会社である銀河高原ビールの全株式等を、ヤッホーブルーイングに譲渡すると発表した。
銀河高原ビールは、「ヴァイツェン」「小麦のビール」をはじめとするクラフトビールの製造・販売などを行う日本ハウスホールディングスの100%子会社。
日本ハウスグループは、個人向けの住宅請負建築を中心とした住宅事業を中核事業としており、また、平成30年秋に栃木県那須で新たなリゾートホテルの開業を予定するなど、首都圏を中心にホテル事業を強化する方針であり、こうした状況のもと、日本ハウスホールディングスの保有する銀河高原ビールの全株式を、ヤッホーブルーイングに譲渡し、住宅事業とホテル事業に経営資源を集中的に投入することが、総合的な企業価値の向上に資すると判断し今回の売却に至った。
ヤッホーブルーイングは、「よなよなエール」などを製造・販売する、日本のクラフトビール市場におけるリーディングカンパニーであり、銀河高原ビールの今後の事業展開に相乗効果が期待される。