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通信事業者向けソフト開発のソフトフロント、光通信と合弁会社設立 営業力強化へ

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IP電話など通信事業者向けソフト開発が祖業のソフトフロントホールディングス【2321】は、法人向けに継続課金商品を販売している光通信【9435】と各種製品・サービスの媒介販売を目的とした合弁会社を設立すること、及び子会社となる当該合弁会社において電力等の媒介販売事業を新たに開始すると発表した。

合弁会社設立の理由
(1)ソフトフロントグループ全体の営業力強化
ソフトフロントは、平成28年5月16日付で発表した3ヶ年の中期経営計画に基づき、「コミュニケーション・プラットフォームの提供」及び「ネットとリアルの融合」の2つを新たな中核事業として掲げ、M&Aや事業提携を積極的に展開し、事業規模を拡大しており、その中で、ソフトフロントは、更なる業績の拡大・黒字転換を確実なものとするためには、営業力の強化が喫緊の課題であると認識しており、本課題を解決するため、営業力に優れた販売会社とタイアップして展開する施策が必要と考えていたところ、今回、国内屈指のディストリビューター企業である光通信社との間で媒介販売事業を推進する合弁会社を設立することについて合意することができた。ソフトフロントは、光通信社グループが有する優れた営業ノウハウや人材の供給を受けることで、グループ全体の営業力の強化、ひいてはグループ全体の業績の拡大につなげることができると期待している。 なお、合弁会社の代表取締役社長には光通信社出身の当社執行役員金野太一が就任(兼任)し、合弁会社を速やかに軌道に乗せることに尽力する。また、子会社でエステティックサロン「Belle lumiere(ベル ルミエール)」を展開するグッドスタイルカンパニーの代表取締役社長でありソフトフロント執行役員でもある杉山岳氏も合弁会社の取締役に就任(兼任)し、グッドスタイルカンパニー社を成長・拡大させた強力な営業力及び人的ネットワーク力を合弁会社の営業活動に十分に活かしていく。

(2)電力等の媒介販売事業の開始
合弁会社では、まず、光通信社のグループ会社であるハルエネが電力自由化に伴い提供している電力のコスト削減サービス「ハルエネでんき」の媒介販売を行い、着実に売上を伸ばしながら、営業力を強化し、ソフトフロントグループのIP電話・テレビ会議等の「コミュニケーション・プラットフォーム」の製品・サービスの商材、その他商材の販売につなげていく。なお、エステティックサロンの運営においては、特殊な高電力の機材を使用するケースがあり、「ハルエネでんき」を利用することで、電気代コスト削減効果があると見込まれるため、グッドスタイルカンパニー社での利用に加えて、エステティックサロン業界等への提案・販売も積極的に行っていく。

(3)多店舗事業会社向けITソリューションの販売強化
ソフトフロントは、グッドスタイルカンパニー社のM&Aにおけるシナジー効果として、国内外で多数の店舗を有する同社向けの様々なITソリューションを構築・整備し、同社において業務効率化を図り業績拡大につなげる施策を進めている。更に構築したITソリューションの成果をモデルケースとして、多店舗展開を進める事業会社(例:ホテルチェーン、飲食チェーン、美容室チェーン、リラクゼーションチェーン等)に外部販売することにより、ソフトフロントグループ全体の収益向上につなげることを目指している。 現在、ソフトフロントグループは段階的に当該ITソリューションの構築・整備を進めており、外部販売を進める際に合弁会社を活用することで、多店舗ソリューション案件の獲得を確実なものとしていく。