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ソルクシーズ、自動運転AI技術開発等のアックスを買収

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東証1部上場でSBI社【8473】の持分法適用のSI会社であるソルクシーズ【4284】は、IoT向けソリューション事業のイーフローが保有するアックスの株式を譲受すると発表した。
取得価格は、非開示。

アックスは、設立以来、UNIXやネットワークの技術開発を中心に、独自に開発した家電用機器や携帯電話向けのOSを提供するなど、実績を挙げてきた。最近では、その様な技術力を背景に、新世代の移動体機器や情報家電に向けた新しい技術開発を行っており、その成果として、名古屋大学が開発、公開し、名古屋大学発ベンチャー企業ティアフォー社が応用システムを開発・提供している、自動運転用基本ソフトウェアである「Autoware」の開発協力、サポート、コンサルテーションを行う他、今後、自動運転等に必要不可欠となる人工知能の技術開発も行っている。

一方、ソルクシーズは、グループ企業であるエクスモーションやイー・アイ・ソルを中心に、自動運転分野での設計支援や開発協力を推進しており、先日、それらの事業推進に寄与する事を目的に、豊田通商との資本業務提携を締結した。また、ストック型ビジネスの主力としてソルクシーズが開発・提供を行っているクラウドサービスの更なる進化・発展を推進するためにクラウドサービスに対する人工知能の搭載を計画しており、具体的な検討を開始した。
その様な状況の中、ソルクシーズの企業価値向上とシナジー効果についての検討を重ね、アックスの株式を譲受することで、イーフローと合意に至った。