東証1部上場で九州地盤の医療機器販売会社 山下医科器械【3022】は、透析装置などの医療機器・器具販売のトムスの発行済株式総数の100%を取得し、子会社化すると発表した。
取得価格は、約9億円。
トムスは、 1987年設立の広島に本社を置く透析装置・人工腎臓・泌尿器関連医療機器の販売など医療サービスのトータルな支援を行っている企業。
山下医科器械は、今回、透析分野に強みを持つトムスを子会社化することにより、医療機関の多様で専門的なニーズに応えることができる体制を構築する。
今後は、両社で掲げる「トータルメディカル」をキーワードとし、共にグループ経営の発展を目指す。