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半導体商社の東京エレクトロン デバイス、電子機器のアバール長崎を約10億円で買収

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東証1部上場で半導体製造装置世界4位の東京エレクトロン【8035】系半導体商社 東京エレクトロン デバイス【2760】は、東証ジャスダック上場の半導体製造装置のアバールデータ【6918】から、電子機器開発・製造のアバール長崎を買収した。
取得価格は、約10億円。

アーバルデータは、受託製品において、半導体製造装置関連をはじめ、産業用制御機器及び計測機器分野を主要事業分野とし、自社製品技術をベースとした提案型営業による事業展開を行ってきている。
他社との業務提携も積極的に行い、東京エレクトロン デバイス社とは2016年8月に資本業務提携を行っている。

アーバルデータの子会社であるアーバル長崎は、半導体製造装置関連分野を主力としながら、現在はスマートエネルギー関連事業に注力し、今後の自社製品事業の展開が期待されているフェーズにある。

このような状況のもと、アーバルデータは、中長期的な見地に立ち、グループ機能の見直しと資本の再構築を行い、株主価値の最大化を実現するため、継続的な利益の確保及び資本効率の更なる向上を目指し、子会社であるアーバル長崎を東京エレクトロン デバイスに譲渡することとした。

今回の株式譲渡によって得た資金は、新たな要素技術の開発や厚木事業所の製造能力拡大、また適切なM&Aなどに投資を行うことにより、今後に向けた新たな事業領域の開発、また更なる製品競争力の強化のために活用していく。