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スポーツ用品販売のイー・エス・シー、破産開始決定

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イー・エス・シーは、2月1日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人は和泉宏陽弁護士(真和総合法律事務所)。

イー・エス・シーは、平成20年6月に設立。グローブやシューズなどのアクセサリーのほか野球用途のユニフォーム、アンダーシャツを販売。野球用品は、アメリカの野球用品メーカーの代理店として、同社で製造された野球用バット・グローブをはじめ、バッグやウェア等を取り扱い、平成27年5月期には年売上高約8000万円を計上していた。

平成27年秋には「ワールドペガサス」ブランドのグローブを取り扱う会社と事業を統合。同ブランドは元読売巨人軍の桑田真澄氏が長年愛用していたことなどもあり、野球愛好家の間では一定の知名度を有していた。

その後は同社の顧客をイー・エス・シーが継承し、「ワールドペガサス」ブランドを使用した事業を展開していたが、余裕のない資金運営が続いていた。平成28年秋には同ブランドの使用が終了し、事業継続が困難となり同年11月22日に事業を停止していた。

帝国データバンクによると、負債は債権者約79名に対し約8270万円。