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Looop、子会社を吸収合併 電力小売事業の拡大へ
再生可能エネルギーによる発電システムの販売や電力小売などを手掛けるLooopは、子会社で電力小売事業を行う日本アルファ電力と、平成29年2月1日を効力発生日として、電力小売事業を統合すると発表した。Looopを吸収合併存続会社、日本アルファ電力を吸収合併消滅会社とする吸収合併となる。
Looopは、2011年3月に東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市・気仙沼市へ中村創一郎氏(現 Looop代表取締役社長 CEO)を含む有志が赴き、複数の施設へ独立型ソーラー発電セットの無償設置を実施したことがきっかけとなり、設立。太陽光発電所の開発・販売・施工をワンストップで行う自然エネルギー専門カンパニーとして、事業を展開してきた。
そうした中、平成28年3月に日本アルファ電力を子会社化し、両社の協業の下、電力小売事業を拡大してきたが、今回、更なる経営体質の強化と競争力の向上を図ることを目的として、両社の電力小売事業を統合するもの。
Looopは、今回の合併により、電力小売事業において、業務効率を向上し、より一層の事業拡大を図るのみならず、電力小売市場の発展に貢献したい考え。