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フューチャー、ワイ・ディ・シーを子会社化 最先端テクノロジーに関して協力関係京成

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持株会社のフューチャー【4722】は、横河電機【6841】からワイ・ディ・シー(以下「YDC」)株式の一部を取得すると発表した。これにより、YDCはフューチャーの特定子会社に該当することとなる。なお、取得価額は2,025百万円。

YDCは、YOKOGAWAグループのITサービス企業として、生産管理や会計などの製造業向け基幹システム、EDIやデータベースなどの基盤技術サービス、品質情報統合解析ソリューション「YDC SONAR」、及び設計・開発領域の業務コンサルティング「共動創発」など、ITソリューション事業での豊富な実績を持っている。また、関西や中部地域に製造業を主とする多くの優良顧客を有している。

他方、フューチャーグループのフューチャーアーキテクトは、「経営とITをデザインする」をキーメッセージとして、経営戦略・業務改革・システム改革の三位一体の視線を持つ高度なITコンサルティングの提供に定評があり、先行する流通業・サービス業や金融業に加え、製造業向けソリューションの拡充にも努めている。

今回の株式取得により、YDCがYOKOGAWAグループの中で培ってきた製造業に関する深い業務知識やITサービスのノウハウと、フューチャーグループのITに関する高い知見や技術力・開発力を同期させ、より付加価値の高いサービスを創出し、フューチャーグループの一層の成長に貢献するとしている。同時に、フューチャーグループとYOKOGAWAグループとの間で、最先端テクノロジーに関し、協力関係を形成していくことを目指す考え。