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アニメ制作のスタジオ・ファンタジア、破産開始決定

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スタジオ・ファンタジアは、11月16日東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には、栗原正晴弁護士(八重洲総合法律事務所)が選任された。

スタジオ・ファンタジアは、昭和58年設立、ビデオ用を主体としてテレビ番組用、ゲーム用各種アニメーションの企画・制作を手掛けるプロダクション。自社アニメーション制作のほか、大手プロダクションからも受注していた。

「プロジェクトA子3」(昭和63年)、「女神天国」(平成7年)、「AIKa」(平成9年)、「ストラス・フォー」(平成15年)などの作品に携わり、平成18年9月期には年収入高約3億8400万円を計上していた。

しかし、近年は受注が低迷し、27年9月期の年収入高は約1億円にまで減少。事業規模を縮小して資金繰りを維持してきたが支えきれず、28年夏ごろには事業を停止していたが、ここに来て今回の措置となった。

帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債総額は約1億9000万円。