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楽天、爽快ドラッグを子会社化 生活用品及び日用品向けECにおける直販モデルを強化

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各種インターネットサービスを手掛ける楽天【4755】は、生活用品を中心に幅広い商品をインターネット通販にて提供する爽快ドラッグの全発行済株式を取得すると発表した。なお、取得価額は約84億円。

楽天は、出店店舗と消費者をつなぐマーケットプレイスであるインターネット・ショッピングモール「楽天市場」事業を展開。この「楽天市場」を中核に、M&Aを通じて、トラベル事業、証券事業、クレジットカード事業、銀行事業等、多岐にわたる分野へ進出している。

一方、2000年に設立された爽快ドラッグは、ミネラルウォーター、健康食品、洗剤をはじめ、キッチン家電など生活用品及び日用品を中心に幅広い商品を販売するインターネット専門のEC事業会社である。また、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのグランプリを7年連続で受賞するなど、EC業界を牽引。近年では、ベビー用品やペット用品などの品揃えを拡充させ、また、ドリンク専門店を切り分けるなどカテゴリーの強化も進めている。

楽天は、生活用品及び日用品向けECを成長分野として重要視、ジャンル戦略強化の一環として、今回、爽快ドラッグの子会社化を決定した。

これにより、生活用品及び日用品向けECにおける直販モデルを強化し、このジャンルの重要な購買決定要素である商品価格と配送サービスの競争力を高め、更なる顧客満足度の向上に繋げたい考え。また、先般完全子会社化したケンコーコムとの連携を深め、商品の販売拡充、物流インフラ及びシステムの効率化、人材・ネットワーク・データといった経営リソースの最適化など、事業上のシナジーを早期に実現できると期待するもの。