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エイチ・ツー・オーリテイリング、関西スーパーマーケットと資本業務提携

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純粋持株会社のエイチ・ツー・オーリテイリング【8242】は、関西スーパーマーケット(以下「関西スーパー」)との間で資本業務提携を行い、関西スーパーが実施する第三者割当増資を引き受けることに関して、資本業務提携契約を締結したと発表した。

エイチ・ツー・オーリテイリングは、経営基盤である関西エリアにおけるマーケットシェアを拡大するため、中期計画を策定し、関西ドミナント化戦略を骨子とした、関西における生活総合産業の構築を進めている。

関西ドミナント化戦略の実現においては、生活に欠かすことのできない“食”の分野におけるマーケットシェアの拡大が必要不可欠である。その一環として、2014年にはイズミヤと経営統合を行い、現在、エイチ・ツー・オーリテイリンググループは関西エリアにおいてGMSやスーパーマーケットを約200店舗展開している。また、店舗運営のみならず、食品製造や加工、物流、システムなどインフラ面の整備や組織再編にも積極的に取り組むことで、“食”の製造から販売まで一貫した食品事業の構築を図っている。

一方、関西スーパーにおいては、鮮度と品質にこだわりのある生鮮食料品を強みとして、大阪・兵庫など阪神間において、スーパーマーケットを65店舗展開している。エイチ・ツー・オーリテイリングとは事業基盤とするエリアが同じことからも、両社の事業の親和性は高く、今回、資本業務提携を行うことで、仕入など商品に関する取組みだけでなく、関西のエリアポイントとして、現在、エイチ・ツー・オーリテイリンググループが推進している「Sポイント」サービスの関西スーパーへの導入など、関西エリアに多くの拠点を置く両社だからこそ実現できる取組みの可能性が高まり、多くのシナジー効果を生み出せるとの判断に至り、今回、資本業務提携契約の締結に至ったもの。