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イオン、ミャンマーで合弁会社設立 ミャンマーでのスーパーマーケット事業開始へ

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大手流通グループ「イオングループ」を統括する持株会社のイオン【8267】は、ミャンマーのCreation Myanmar Group of Companies Limited(以下「CMGC」)と合弁で、2016年4月、イオンオレンジを設立し、CMGC傘下のHypermartが運営する14店舗のスーパーマーケット(SM)を含む資産を譲受け、8月1日より、ミャンマーにおいてSM事業を開始したと発表した。新会社はSM1号店の年内開業に向けた準備を進める。

ミャンマーの最大都市ヤンゴン市を中心に14店舗のSMを展開するCMGCは、adidasやMANGOなど20を超える海外ブランドの販売ライセンスを有し約130店舗を運営する専門店事業に加え、不動産事業なども手掛けるグループ企業である。SM事業においては、地域密着経営を掲げ、加工品やノンフーズ商品など地域のニーズに即した国内外からの商品調達力と、都心部から郊外まで地域特性や商圏に合わせたさまざまなサイズの店舗展開ノウハウを強みとしている。

イオンは、グループ共通戦略として「アジアシフト」を掲げ、ASEAN諸国や中国においてグループ一体となった成長戦略を推進している。ミャンマーにおいては、AEON MICROFINANCE (MYANMAR) CO.,LTD.が、2013年より日系企業初となる割賦販売事業を展開。2014年にはイオンの駐在員事務所を設立し、小売事業の展開に向けて調査を進めてきた。

今回の新会社設立は、成長著しいミャンマー市場においてスピーディーな事業展開を図るためには、同国における小売事業基盤を有し、地域毎に大きく異なる顧客のニーズを熟知するCMGCとの協業が不可欠との考えによるもの。

今後イオンは、CMGCの有する地域顧客のニーズや地域に密着した商品調達ノウハウを学ぶ一方、同社に対して、イオンのブランド「トップバリュ」の提供や、グループ総合力を活用したグローバルソーシングに加え、「安全・安心」を担保する品質管理、物流、IT、人材育成等に関するノウハウを提供していく。

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