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兼松エレクトロニクス、子会社をサイバーリンクスへ譲渡 経営資源集中へ

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システムコンサルティング・ソフトウェア販売などを手掛ける兼松エレクトロニクス【8096】は、発行済株式の66%を保有する連結子会社であるクラウドランドの出資持分をすべてサイバーリンクス【3683】に譲渡すると発表した。なお、譲渡価額は66百万円。

クラウドランドは平成23年10月に兼松エレクトロニクスとニュートラルが共同出資し設立した 連結子会社であるが、昨年7月にサイバーリンクスがニュートラルを吸収合併したことを機に、兼松エレクトロニクスとサイバーリンクスはクラウドランドの共同出資者として、今後の事業戦略について協議を重ねてきた。

今回、兼松エレクトロニクスはクラウドランドの株式譲渡を通じて、クラウドランドが展開する流通業向けクラウドサービス事業をサイバーリンクスへ一元化し、兼松エレクトロニクスグループの事業運営効率化および兼松エレクトロニクスの強みであるインフラ構築ビジネスへの経営 資源集中を推進していく考え。

また、サイバーリンクスにおいては、クラウドランドを100%子会社化することで、ITクラウド事業における流通業向けクラウドサービスの拡充及び事業の拡大を図るとともに、食品流通業界における製造・物流・販売を結ぶ情報交換プラットフォームの構築に取り組んでいくとしている。

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