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クレスコ、エヌシステムを子会社化 旅行業向けシステム開発の拡大へ
独立系システムインテグレータで受託ソフト開発などを行うクレスコ【4674】は、旅行業システムや旅行業関連サービスの開発・運用・保守を得意とするエヌシステムの全発行済株式を取得し、子会社化すると発表した。
クレスコグループは、複合IT企業として、クレスコを親会社とし、現在子会社9社(海外子会社1社含む)、持分法適用会社4社の体制となっている。各社との有機的な連携により、企業のIT戦略立案から開発、運用・保守まで、幅広いニーズに対応している。
一方エヌシステムは、JA(農業協同組合)グループの旅行事業を担う農協観光(Nツアー)の出資により、「旅の情報発信基地」として、1982年に創業。旅行業をはじめとする多種多様なフィールドで、コンサルティング、設計から運用まで幅広いソリューションサービスを提供している。
今後需要の拡大が期待できる旅行業向けシステム開発の拡大に寄与し、クレスコグループにおける企業価値の更なる向上に資するとの考えから、今回の株式取得を決定したもの。