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徳洲会グループの「インテグレート・メディカル・システム」、特別清算開始決定

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インテグレート・メディカル・システム(株)は、3月17日、大阪地裁から特別清算開始決定を受けた。代表清算人は永沢徹弁護士(永沢総合法律事務所)。

徳洲会グループ会社の医療機器・医療材料の販売を目的として設立されたインテグレート・メディカル・システムは、各種医療機器や注射器・カテーテルといった医療材料・消耗品などを主体にグループの病院に販売し、平成9年12月期には売上高約217億円を計上していた。その後、12年3月に同じくグループ会社である(株)徳洲会に事業を移管している。その後は不動賃貸業を中心とし、スポット的に医療機器の販売を手掛けるようになり業容は縮小、26年3月期の売上高は8億4119万円にとどまった。

グループでの資金貸付の計上と併行して多額の負債があることから、関連会社を整理していくため、27年2月23日の株主総会で解散を決議していた。

東京商工リサーチによると、負債総額は平成26年3月期末時点で143億6586万円との見通し。(債権者の大半は(医)徳洲会およびグループ企業で占められる模様)

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