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ゴルフ場経営の鷹彦ほか2社、破産開始決定受ける 負債約203億円

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(株)鷹彦と(株)鷹彦スリーカントリーゴルフサービス、(株)湘南力の計3社は、3月23日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には長島良成弁護士(長島良成法律事務所)が選任された。

鷹彦は昭和60年に設立されたゴルフ場経営会社で、昭和62年には、プロゴルファーの尾崎将司氏が設計と監修に関わった「鷹彦スリーカントリークラブ」の運営をスタートさせ、その認知度もあり、1995年3月期の年売上高は約7億3100万円を計上。
しかし、バブル崩壊の影響などを受け、客足が落ち込み収益が悪化し、平成9年からは原資不足による預託金の償還請求の大半に応じられない業況に陥った。

平成5年に、鷹彦スリーカントリーゴルフサービスを設立しゴルフ場の運営を譲渡、11年には、湘南力を設立しゴルフ場の不動産を譲渡し、鷹彦はゴルフ会員権を所有する企業として運営を行うなど新体制を構築させたが業績改善には至らなかった。平成11年以降は不動産の税金滞納に伴う差押が設定されるなど厳しい状況が続き、スポンサー獲得による再建を模索していたが、よい結果を得ることができず今回の措置となった。

しかしながら、スポンサーの支援によりゴルフ場の営業は継続しており、今後ゴルフ場の譲渡先を探す意向を示している。

帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債は、預託金を含む約203億円との見通し。(今後膨らむ可能性もある)

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