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人材サーチのパイオニアのイムカ、残債務により破産開始決定を受ける

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イムカ(株)は10月29日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には太子堂厚子弁護士(森・濱田松本法律事務所)。

ヘッドハンティング型人材紹介業のイムカは、民間大手企業を得意先として40年以上の業歴を背景に数多くの人材紹介を行っていた。業界のパイオニア的存在と言われ、とりわけIT、ハイテク、ゲノムエンジニア関連の人材紹介を得意としており、平成3年12月期には売上高約20億円を計上した。

しかし、それ以降は不景気から企業の採用抑制傾向に押され、年間売上高は14億円台にまで落ち込み、その後もリーマン・ショックの影響を受け、再度の資金ショートを起こし25年11月7日、経営は悪化が露わになり、25年11月22日に株主総会の決議により解散したが、債務が残っていたため今回の措置に至った。

東京商工リサーチによると、負債総額は債権者86名に対し約5億3200万円の見通し。