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杉本商事(9932)、機械工業卸のスギモトを子会社化

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杉本商事(株)は、(株)スギモトの主要株主と杉本商事の株式の株式譲渡契約書を締結すると発表した。
取得価格は、約2.5億円、発行済株式総数の97.37%(自己株式7,900 株を除く全株式、議決権所有割合100%)の取得を予定。譲渡実行日は、平成26年12月17日を予定。

杉本商事は測定器具、工作用器具、機械工具、空圧・油圧器具等の販売を行っており、全国に営業所を展開。あらゆる産業、幅広いお客様のニーズに対応するべく、情報の共有化、合理化、業務体制の効率化を進め、商圏拡大を目指し新たな営業所を開設すると共に、他社との差別化を図るべく地域密着型の営業展開を進めるとしている。
一方、スギモトは1966 年に当社尼崎営業所の経営地盤を継承し、杉本三郎氏が杉本機工を設立。その後、関西圏を中心に機械工具の販売を進め、現状、近畿・中部エリアに18 の営業拠点を構える機械工具商社である。
今回、両社の顧客が異なることから、顧客基盤の融合による営業基盤の強化、コストパフォーマンスの向上(商品調達力強化等)による競争力強化、両社の専門的な知識を有する人材の交流によるノウハウの蓄積により、業績拡大・企業価値向上が図れるとし、買収に至った。スギモトの平成26年3月期の売上高は、6.9億円としている。