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ゲーム開発gumi、ベンチャーキャピタルなどから50億円調達
スマートフォン向けゲーム開発を行う(株)グミは、ベンチャーキャピタルなどを引受先とする第三者割当増資により総額50億円を調達したと発表。ここ数年の未上場のネット企業に対する出資としては極めて大型となる。今年に入り、10億円以上の調達するベンチャー企業が増えており、相次いで設立されるコーポレートベンチャーキャピタルはその一因となっている。
引受先は、WiL,LLC 、(株)セガネットワークス、(株)ジャフコ、B Dash Ventures(株)、新生企業投資(株)、グリー(株)、三菱UFJキャピタル(株)、DBJキャピタル(株)、他個人で、昨年の12月には、FMH、B Dash Ventures、East Ventures、新生企業投資、DBJキャピタルから総額19億円を調達している。
また、gumiおよびセガネットワークスは、セガネットワークスが日本国内で展開する複数タイトルの北米等英語圏を中心としたサービス提供のため、業務提携契約を締結したと発表。年内に北米にて RPG『チェインクロニクル』をサービス開始するのを手始めに、ヨーロッパ、東南アジア等でも順次サービス開始する予定で、両社が業務を行うことで、セガネットワークスの複数ゲームタイトルを gumiが世界各国に提供していくことにより、事業拡大を狙う。