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楽天ベンチャーズ、約100億円のベンチャーファンドを組成

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楽天のシンガポール子会社、楽天ベンチャーズは30日、運用資産額1億米ドル(約100億円)のベンチャーファンドの組成を発表した。
イスラエル、アジア太平洋地域、および米国のユーザー体験や円滑性を向上させる技術や潜在能力を擁するスタートアップ企業への投資を行う。楽天ベンチャーズとしては、運用額10億円のアジアファンドに続き2件目で、カルーセル、ビセンゼ、コーダ・ペイメントなどへの投資実績がある。

楽天ベンチャーズのマネージング・パートナー、サエミン・アンは、「ここ2、3年だけを見ても、交通や通信といった大規模な課題に取り組む企業が登場してきており、WazeやViberなどはその好例です。投資を長期的な成長の手段と考え、アジアを拠点としながら他の地域に進出するベンチャー・キャピタルが増えています。」と昨今の革新的なソリューションを提供するスタートアップ企業が誕生している背景について語っている。

同ファンドの運用はシンガポールを拠点で、当面は、イスラエル、アジア太平洋地域、米国の企業だが、将来的には全世界を対象とした運用拡大を目指し、積極的に展開していく計画。

楽天ベンチャーズ
楽天ベンチャーズは、アーリーステージ投資に特化したコーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンドです。同ファンドは2013年に設立され、投資ポートフォリオにはCarousell、Visenze、Coda Payments、Send Anywhereといった企業が含まれている。2014年6月、イスラエル、アジア太平洋地域および米国のベンチャー企業およびその他の企業を対象とする運用資産額1億米ドルのベンチャー・ファンドを組成、ユーザー体験や円滑性の向上につながる技術を持つ企業への投資を重視している。