機械商社のワキタ、建設機械等部品販売の東日興産を買収

大阪本拠の機械商社であるワキタ【8125】は、建設機械及び農業機械の部品販売 を行っている東日興産の株式を80％取得し、子会社すると発表した。

東日興産は、東京都世田谷区に本社を置き、建設機械及び農業機械の部品の卸売業を営んでおり、また同社は60年の業歴を誇り、現在では5,000を超える納入先との間で取引実績を有している。

一方、ワキタグループは土木・建設機械、荷役運搬機械等の販売及び賃貸を主力事業としており、当該事業の一層の拡大を図るとともに農業機械等の販売事業への新規参入を検討しており、同社をワキタグループの連結子会社とすることで、これら事業分野における以下のようなシナジー効果が期待できることから、同社の株式を取得することとした。

(1) 建設機械部品に関する海外仕入ルートの拡大
(2) 修理事業者やメーカー系ディーラー等との新規取引先の拡大
(3) 東日興産株式会社の既存ルートを活用した農業機械の販売及びリース事業への新規参入
(4) 関西以外のエリアにおける物流網の拡充
(5) 多品種にわたる商品群を取扱う業務ノウハウ、業務システムの獲得