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ソーシャルゲームのオルトプラス、大阪のダンクハーツと資本業務提携 開発体制強化
グリー向けソーシャルゲームが主力のオルトプラス【3672】は、ソーシャルアプリ事業のダンクハーツと資本業務提携を行い、ソーシャルゲームの開発、運営事業における協業体制を強化していくと発表した。
東京圏では人材の慢性的な不足によりゲーム人材の獲得が難しく、人件費も高騰している。また、地価も高騰しているためゲーム開発・運営におけるコストも相対的に高騰している状態にある。この問題を解消するために、オルトプラスでは大阪に拠点をもつダンクハーツと資本業務提携を締結。人材余力があり、東京圏よりも地価が安価な大阪圏にパートナーを獲得することで開発・運営の体制を強化する。
ダンクハーツは2005年にコンテンツメディア事業を主たる事業として創業。そのコンテンツ制作ノウハウを活かしてソーシャルアプリ事業へ進出。以後、輝星のリベリオンやウェポンガールズ、動乱の三国志VERSUSなど多数のヒットタイトルを開発・運営している。また、早期にベトナムやタイなどの東南アジアマーケットへ子会社を設立するなどオルトプラスとの指向性も近いことから、今回の資本業務提携に至った。
今後は両者が持つ事業上の強みを活かし、互いの経営資源を最大限に活用することで両社の事業のさらなる発展を実現していく。また、資本業務提携にともないオルトプラスのゲーム事業本部長である北村 紀佳氏がダンクハーツの社外取締役として就任する。
オルトプラスでは今後も自社単独にこだわらず、パートナーシップ戦略などを積極的にとりいれることで、ゲームを遊ぶユーザーの満足はもちろんのこと、IPホルダーやパブリッシャーに最適な座組みとゲーム開発・運営を提供していく。