マネーフォワード、クラウド記帳サービスのクラビスを8億円で買収

自動の家計簿アプリ開発のマネーフォワード【3994】は、クラウド記帳サービス「STREAMED（ストリームド）」の開発を行っているクラビスの発行するすべての株式及び新株予約権を取得し、子会社化すると発表した。
子会社化後もクラビスの現経営陣は引き続き同社の経営に関与していく。
取得価格は、8億円。

クラビスが提供する自動記帳ソフト「STREAMED（ストリームド）」は、領収書や請求書など紙の証憑（※）をスキャンするだけで1営業日以内に会計データに変換できる、経理の記帳業務の自動化に特化したクラウドソフト。

オペレーターによる入力作業とAIを組み合わせた独自のOCRソリューションによって、手書きの領収書でも99.9%正確にデータ化でき、国内の主要な会計ソフト形式でデータを出力できる。会計事務所での記帳代行だけでなく、個人事業主の確定申告や一般企業の経費精算の自動化など、幅広いシーンで活用されている。

※ 対応証憑：領収書、請求書、銀行通帳、現金出納帳、クレジットカード明細書

本子会社化により、マネーフォワードが提供する「MFクラウドシリーズ」と「STREAMED」の連携を進め、会計事務所や事業会社の業務の劇的な効率化を目指していく。