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食品卸売り大手のヤマエ久野、業務酒類卸「みのりHD」を連結子会社化

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九州主体に西日本が地盤の食品卸売り大手であるヤマエ久野【8108】は、業務用酒類卸売業みのりホールディングスの発行済株式の一部を取得し、連結子会社とすると発表した。
株式取得価格は、123億円。

ヤマエ久野グループは、平成29年4月からスタートした新中期経営計画「GRADE70」(平成29年度~平成31年度 )において、“首都圏エリアの販売シェアの更なる拡大”を基本戦略の一つの柱として掲げ、事業に取り組んでおり、首都圏エリアでは、昨年10月に東京支社を新設、本年5月に常温・低温対応の大型物流センターを開設し、ヤマエ久野ビジネスモデルであるフルライン型(加工食品、酒類、チルド・生鮮食品、食品原材料、飼料、畜産物等の卸売事業並びに量販店・CVSチェ ーン等に対する共同配送事業等の物流サービスの提供)の営業・物流サービスを顧客に提供するための基盤強化を図った。

みのりHDは、河内屋及びジェノスグループを含む7つの事業会社を傘下とし、首都圏エリアを中心に料飲店・レストラン・高級ホテル等、約10000軒の顧客を有する業務用酒類卸売業のリーディングカンパニー。

両社は、酒類の豊富な品揃えと24時間365日のフルタイム受注体制及び首都圏エリアにおける5ヶ所の大型物流センターを有し、顧客への定期・定時納品体制を構築している。また、物流子会社を通じて業界初となる業務用酒類卸売業の同業他社も参加した共同配送事業を運営している。 本株式取得により、みのりHDの各事業会社とヤマエ久野の量販店・CVS・外食・製造業等に対する卸売事業で培ったフルラインの商品調達機能及び物流サービスを共有することで首都圏エリアでの双方事業の更なる拡大が図れるものと判断、今回の買収に至った。