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ナック、日本製紙より建築工事請負「国木ハウス」を買収
ダスキン代理店最大手で東証1部上場のナック【9788】は、日本製紙【3863】との間で、国木ハウスの株式を取得し、国木ハウスを子会社化すると発表した。
ナックは、2002年より住宅事業に参入、子会社「レオハウス」のブランドで主に 20代後半から40代の一次取得者に向けて高品質・適正価格な注文住宅を供給し、注文住宅系の地域ビルダーとして、業界内で確実なシェア拡大を図ってきた。2013年には東北地方で同じく注文住宅事業を展開しているジェイウッドを子会社化し、市場シェアと商圏の拡大を行った。さらに、2016年には首都圏を中心に注文住宅と土地販売及び建売住宅販売、アパート建築等を展開するケイディアイを子会社化し、首都圏の商圏強化と注文住宅以外のサービス拡大を図った。
今回株式を取得する国木ハウスは、1972年に北海道札幌市にて創業、「人と環境 にやさしい強い木の家」をコンセプトに住宅事業を展開。同社の特徴として、北海道の厳しい気候に適応する注文住宅建築を中心に土地付き注文住宅及び建売住宅、リフォームを展開しており、幅広いノウハウを有している。
国木ハウスの株式を取得することにより、寒冷地における建築ノウハウを獲得しナックグループの住宅事業として初めての北海道進出を図る。今回の株式取得は、住宅事業の商圏を拡大し、今後の収益力及び顧客満足度のさらなる向上に寄与することを目的としたもの。