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ダイヤモンドダイニング、飲食等83店舗展開の『商業藝術』を18億円で買収
東証1部上場の飲食チェーンのダイヤモンドダイニング【3073】は、「chano-ma」「石塀小路豆ちゃ」の業態をはじめとした飲食店舗等を展開している商業藝術の発行済全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
取得価格は、18億円。
商業藝術社は、1993年の創業以来、広々とした小上がり席でくつろげるカフェ「chano-ma」業態、京都おばんざいをメインにした和食店「茶茶」業態、開放的な海沿いのゲストハウスウェディングの「CASA FELIZ」等、広島県をはじめ関東圏、中部圏、関西圏、福岡県など幅広いエリアで事業を展開し、2017年3月末現在、国内にて 飲食直営店舗80店舗、結婚式場1店舗、美容室2店舗の合計83店舗を運営している。
ダイヤモンドダイニンググループは、1995年6月の創業以降、現在は飲食事業を中心に、アミューズメント事業、ウェディング事業へも事業領域を拡大し、2017年3月末現在、国内外合わせて274店舗(株式会社ゼットン含め340店舗)を直営展開している。
このような状況の中で、ダイヤモンドダイニングは、商業藝術社の株式を取得することにより、双方が持つブランド及びこれまでに培ってきた業態開発ノウハウ、立地戦略、教育システム、管理システム並びに仕入等を共有し、 また、積極的に活用することで企業価値の更なる向上及びコスト削減等のシナジー効果を創出することが可能であると考え、加えて、ダイヤモンドダイニンググループが積極的に参入していない、「中国地方での直営飲食店の展開」及び「商業施設等でのノンアルコール業態」を強みとした事業展開を行う商業藝術社がグループに参画することで、グループ内での、エリア展開領域の拡大及び事業領域の拡充を実現できると考え今回の買収に至った。