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富士通(6702)、Global Mobility Serviceとフィリピンでの電動三輪タクシー普及に向けて実証開始

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富士通(株)【6702】は、モビリティサービスを提供するベンチャー企業のGlobal Mobility Service(株)(以下「GMS」)とは、フィリピンでのICTを活用した電動三輪タクシーの普及に向けて、サービス拡充のための実証を開始すると発表した。

GMSは、これまで遠隔車両制御システム、課金認証システム、盗難抑止システムなど独自のセンシング技術とICT技術を活用した電動三輪タクシーにおいて、2014年9月から2015年1月にかけてフィリピン メトロ・マニラで実証実験を行い、GMSのシステムと、富士通の位置情報活用クラウドサービス「フジツウ インテリジェント ソサエティ ソリューション スペーシオウル」を連携させ、バッテリーの残量と消耗具合から走行可能距離を導き出す機能や給電スポットまで誘導するサービス、電力消費量の少ないルートを案内するサービスなどを今春から運用を予定している。

これにより、GMSと富士通は、フィリピンにおける電動三輪タクシーの普及を支援し、環境改善や利便性向上を目指す。

今後、両社は電動車両の市場の拡大が見込まれる東南アジアだけでなく中国でのサービス展開も検討している。